たばこやアルコールの糖尿病への影響

糖尿病(とうにょうびょう)になった人(ひと)にはたばこやアルコールをやめるよう、指示(しじ)があると思い(とおもい)ます。たばこやアルコールは糖尿病(とうにょうびょう)にどんな影響(えいきょう)があるのでしょうか。まず、たばこの糖尿病(とうにょうびょう)への影響(えいきょう)ですが、たばこは糖尿病(とうにょうびょう)に限ら(かぎら)ず肺がん(はいがん)など様々(さまざま)な病気(びょうき)の発症率(はっしょうりつ)を上げる(あげる)原因(げんいん)です。糖尿病(とうにょうびょう)の高血糖(こうけっとう)が続く(つづく)と血管(けっかん)障害(しょうがい)が起こり(おこり)ますが、喫煙(きつえん)はその血管(けっかん)障害(しょうがい)を加速(かそく)する作用(さよう)があります。血液(けつえき)ドロドロ状態(じょうたい)になっているのに、それに追い討ち(おいうち)をかけるのと同じ(おなじ)です。また、たばこは吸っ(すっ)ている本人(ほんにん)だけでなく、家族(かぞく)にも影響(えいきょう)があることが知ら(しら)れています。そのため、あなたや家族(かぞく)の体(からだ)を守る(まもる)ためにも糖尿病(とうにょうびょう)の人(ひと)には禁煙(きんえん)をお勧め(すすめ)ます。禁煙(きんえん)によって口寂しく(くちさびしく)なって太る(ふとる)人(ひと)もいますが、食事療法(しょくじりょうほう)や運動(うんどう)療法(りょうほう)によって血糖値(けっとうち)や体重(たいじゅう)を管理(かんり)できるようにしましょう。アルコールの糖尿病(とうにょうびょう)への影響(えいきょう)のひとつが、低血糖(ていけっとう)。糖尿病(とうにょうびょう)の薬(くすり)を飲ん(のん)でいたりインスリン注射(ちゅうしゃ)を使用(しよう)している場合(ばあい)、アルコールを飲む(のむ)と薬(くすり)やインスリンの血糖(けっとう)を下げる(さげる)作用(さよう)が長引く(ながびく)場合(ばあい)があります。また、アルコールを飲む(のむ)ときのおつまみは塩分(えんぶん)が多い(おおい)ので、食べ過ぎる(たべすぎる)と高血圧(こうけつあつ)を起こし(おこし)やすくなります。おつまみの食べすぎ(たべすぎ)自体(じたい)、カロリーの取りすぎ(とりすぎ)につながるので糖尿病(とうにょうびょう)にはよくありません。しかし、決して(けっして)アルコールがだめなわけではなく、血糖(けっとう)や食事(しょくじ)など生活(せいかつ)管理(かんり)がきちんと成さ(なさ)れている場合(ばあい)は2単位(たんい)程度(ていど)飲(いん)んでもいいと指導(しどう)される人(ひと)もいるようです。長年(ながねん)の喫煙(きつえん)や飲酒(いんしゅ)の習慣(しゅうかん)を変える(かえる)のは容易(ようい)ではないと思い(とおもい)ます。しかし、自分(じぶん)や家族(かぞく)の体(からだ)や生活(せいかつ)を守る(まもる)ことは、とても大切(たいせつ)なのです。糖尿病(とうにょうびょう)である、ないに関わら(かかわら)ず、しっかりと栄養(えいよう)バランスのとれた食事(しょくじ)を取る(とる)ことは、毎日(まいにち)を健康(けんこう)に過ごす(すごす)うえでとても大切(たいせつ)なことなのです。

糖尿病 食事

糖尿病になった人にはたばこやアルコールをやめるよう、指示があると思います。

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