糖尿病の食事療法で用いられる食品交換表　その1

糖尿病(とうにょうびょう)の食事療法(しょくじりょうほう)で用い(もちい)られる食品(しょくひん)交換(こうかん)表(ひょう)では、約(やく)500種類(しゅるい)の食品(しょくひん)を主に(おもに)含ま(ふくま)れる栄養素(えいようそ)によって以下(いか)の6つの表(ひょう)に分け(わけ)ています。表(ひょう)1　主食(しゅしょく)の仲間(なかま)表(ひょう)2　くだものの仲間(なかま)表(ひょう)3　魚(さかな)・肉(にく)・大豆(だいず)・チーズ・卵(たまご)表(ひょう)4　乳製品(にゅうせいひん)の仲間(なかま)(チーズは除く(のぞく))表(ひょう)5　油(あぶら)の仲間(なかま)表(ひょう)6　野菜(やさい)の仲間(なかま)（海草(かいそう)、きのこ、こんにゃくを含む(ふくむ)）日常(にちじょう)食べる(たべる)食品(しょくひん)がどのグループに入って(はいって)いるのかを知っ(しっ)ておくと、栄養(えいよう)バランスの取れ(とれ)た食事(しょくじ)を取る(とる)ことができます。食品(しょくひん)交換(こうかん)表(ひょう)の中(なか)では、80キロカロリー＝1単位(たんい)として計算(けいさん)します。この6表(ひょう)と調味料(ちょうみりょう)・塩分(えんぶん)の値(ね)も加わり(くわわり)ます。医師(いし)より1日(にち)の身長(しんちょう)、体重(たいじゅう)、年齢(ねんれい)、性別(せいべつ)や仕事(しごと)内容(ないよう)などを考慮(こうりょ)してエネルギー摂取量(せっしゅりょう)を指示(しじ)されますので、各(かく)表(ひょう)の中(なか)で配分(はいぶん)して献立(こんだて)を決め(きめ)て食事(しょくじ)を取り(とり)ましょう。例えば(たとえば)、ご飯(ごはん)50グラムが1単位(たんい)となります。1日(にち)の指示(しじ)単位(たんい)(指示(しじ)エネルギー)の配分(はいぶん)例(れい)　1600キロカロリーの場合(ばあい)は表(ひょう)1　11　単位(たんい)　(朝(あさ)3　昼(ひる)4　夕(ゆう)4)表(ひょう)2　 1表(ひょう)3　 4 　(朝(あさ)1　昼(ひる)1　夕(ゆう)2)表(ひょう)4　 1.5表(ひょう)5 　1表(ひょう)6 1 　(朝(あさ)0.3　昼(ひる)0.3　夕(ゆう)0.4)調味料(ちょうみりょう)0.5塩分(えんぶん)　7g以下(いか)以上(いじょう)　合計(ごうけい)合計(ごうけい)20単位(たんい)となります。エネルギー摂取量(せっしゅりょう)の目安(めやす)は、標準(ひょうじゅん)体重(たいじゅう)×身体(しんたい)活動量(かつどうりょう)・標準(ひょうじゅん)体重(たいじゅう)(kg)＝身長(しんちょう)(ｍ)×身長(しんちょう)(ｍ)×22・標準(ひょうじゅん)体重(たいじゅう)1kgあたりの身体(しんたい)身体(しんたい)活動量(かつどうりょう)の目安(めやす)は軽(けい)労作(ろうさく)(デスクワークの人(ひと)や主婦(しゅふ))　25～30キロカロリー立ち仕事(たちしごと)の多い(おおい)職業(しょくぎょう)の人(ひと)　　　　　30～35キロカロリー力仕事(ちからしごと)の多い(おおい)職業(しょくぎょう)の人(ひと)　　　　　　35キロカロリー～あくまで目安(めやす)ですので、医師(いし)の指示(しじ)に従っ(したがっ)てください。栄養(えいよう)バランスが取れ(とれ)た食事(しょくじ)を取る(とる)ことは、糖尿病(とうにょうびょう)の進行(しんこう)を防ぐ(ふせぐ)大切(たいせつ)なことなのです。